あおみずの備忘録

自分の趣味をきままに記録していきます。

夏ノ鎖 感想

プレイ時間4時間

あらすじ

夏休みがはじまる。

進学しても何も変わらなかった。
去年も、今年も、来年もずっとこのまま、何も変わらないのだろう。

灰色の日々。

この鬱屈にせめて理由があればいいのに。
くだらないばかりの毎日は、この感情に、理由も名前も与えてくれない。
だから俺は、自分からこの灰色の世界を変えてやるのだ。

ずっと思い描いていたことを、今こそ実行する。
計画は完璧だ。
あとは、この計画の中心にハメ込むに相応しい女を選ぶだけ――。

誰でもいい。けれど、つまらない女でない方がいい。
そう、たとえば……前を歩く、あの長い黒髪の女とか。

白く輝くような夏休みなど要らない。
俺が欲しいのは、女の悲鳴と絶望で黒く塗りつぶされた日々だ。(公式より引用)

感想

 自分みたいな青春こじらせ野郎にはめっちゃぶっ刺さる内容でした。なんか、色々とこみ上げてくるものがある。夏の匂い セミの鳴き声が響く田舎のノルタルジーな風景 ふとよみがえるセピア色の想い出 中学生の時好きだった黒髪のあの娘も、僕の事なんか覚えてないんだろうな。
 
 結局晋二は美月の手のひらの中に転がされているだけなんだよね。どんな状況でも外に出ることをあきらめない彼女は強い。でも晋二の気持ちも共感できてしまう。
 
 スタッフコメントがあるのが嬉しいですね。そのコメントの中で白井美月の声を演じた葵時緒さまが、晋二の事カワイイって言ってるのを見て共感してしまった。確かに彼がした行いは許されることはないけれど、何故か憎めない。それくらい心理描写が真に迫っているなと感じた。 
 

【リンク】

公式サイト様

夏ノ鎖

参考にした攻略サイト

誠也の部屋【夏ノ雨 攻略】